【佐川急便の転居届と転送】引越し時の荷物、どうなる？料金や手続きの疑問を解決！

6月 23, 2025

引っ越しが決まって、郵便局の転居届は出したけれど、「佐川急便の荷物はどうなるんだろう？」「転居届って必要なのかな？」と不安に思う方は多いのではないでしょうか。大切な荷物がスムーズに新居に届くか、料金はかかるのか…気になりますよね。

実は、佐川急便の個人向けサービスでは、郵便局やヤマト運輸のような「転居届を出せば自動的に荷物が転送されるサービス」は行っていません。

この記事では、佐川急便の引っ越し時の荷物の取り扱いについて、他の宅配便との違い、もし旧住所に荷物が届いてしまった場合の対応方法、そして気になる転送料金まで、詳しく解説していきます。これで、引っ越し時の荷物受け取りも安心できますよ！

佐川急便に「転居届」はない？！他の宅配便との違い

まず、一番大切なポイントからお伝えします。

佐川急便には、日本郵便（郵便局）の「転居・転送サービス」や、ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ転居転送サービス」のような、個人が事前に住所変更を届け出て、自動的に荷物が新住所に転送される仕組みは、原則としてありません。

これは、各社のサービス体系やシステムの違いによるものです。郵便局やヤマト運輸は、個人の住所変更情報を登録することで、全国のネットワークで転送を可能にしていますが、佐川急便の一般的な宅配便サービスでは、基本的には「送り状に記載された住所」へ荷物を届ける形となっています。

そのため、「佐川急便に転居届を出しておけば安心」というわけではないので注意が必要です。

佐川急便の荷物が旧住所に届いてしまったら？転送の対応と料金

もし、引越し後に旧住所宛てに佐川急便の荷物が届いてしまった場合、どうすれば良いのでしょうか？

荷物発見後の基本的な対応

荷物が旧住所に届いてしまった場合、佐川急便は原則として**「送り主（荷物を発送した人や会社）」に連絡を取り、状況を確認**します。これは、契約上、送り主が荷物の行先を最終的に決定する権限を持っているためです。

最も確実なのは「送り主」に連絡してもらうこと
旧住所に荷物が届いていることに気づいたら、まずは送り主（通販サイト、親族、友人など）に連絡し、事情を説明しましょう。送り主から佐川急便の担当営業所に連絡してもらい、「新住所へ転送してほしい」と伝えてもらうのが最もスムーズな方法です。この際、送り主が転送の指示をすることで、料金の支払い方法なども決定されます。
受取人から直接連絡する場合
送り主への連絡が難しい場合（例：連絡先が分からない、すぐに連絡が取れないなど）は、荷物が保管されている佐川急便の担当営業所に、受取人であるあなたが直接連絡することも可能です。ただし、この場合でも、転送を依頼すると別途転送料金が発生します。また、本人確認などが必要になることもありますので、追跡番号などを準備しておくと良いでしょう。

転送にかかる料金は？

旧住所に届いた荷物を新住所へ転送してもらう場合、転送料金が別途発生します。

料金の目安: 600円〜2,000円程度と幅があります。
料金の決まり方: 転送料金は、元の発送区間（旧住所）から新しいお届け先（新住所）までの距離、荷物の大きさ（サイズ）、重さによって変動します。
「管轄営業所」の変更で発生: 同じ都道府県内での引っ越しであっても、管轄する佐川急便の営業所が変わる場合は、転送料金が発生することがあります。
誰が払う？: 基本的に、転送料金は**「荷物を受け取る側（受取人）」が負担する**ことになります。着払いで請求されることがほとんどです。

荷物の保管期間にも注意！

佐川急便では、荷物を営業所で保管できる期間が決まっています（約1週間程度が目安）。この期間を過ぎてしまうと、荷物が送り主の元へ返送されてしまう可能性があるので、早めに連絡を取ることが大切です。

引越しで佐川急便の荷物をスムーズに受け取るための対策

せっかくの引っ越し、荷物で困ることは避けたいですよね。佐川急便の荷物をスムーズに受け取るための対策を事前にとっておきましょう。

対策1: 事前に「送り主」へ新住所を伝えるのが最も確実！

引っ越しが決まったら、荷物を送ってくれる可能性のある相手（通販サイト、定期購入サービス、友人、家族など）には、前もって新しい住所を伝えておくのが一番確実な方法です。

ネットショッピング: アカウントの登録住所を更新しましょう。
定期購入サービス: サービス会社に連絡して、発送先住所を変更してもらいましょう。
知人・友人: 引っ越しの連絡と合わせて、新しい住所も伝えておくと親切です。

対策2: 荷物の「追跡サービス」をこまめに活用！

荷物が発送されたら、必ず追跡番号を確認し、佐川急便のウェブサイトで配送状況をこまめにチェックしましょう。

旧住所の営業所に届いていないか、配達状況に「持ち出し中」と表示されていないかなどを確認します。
もし旧住所への配達が確認されたら、すぐに佐川急便の担当営業所へ連絡しましょう。

対策3: 引っ越し前後の荷物発送は計画的に！

引っ越し直前や直後は、荷物の受け取りが難しくなることがあります。

新居で必要なものは、引越しに合わせて直接新居に送ってもらうように手配する。
旧住所から新住所へ送る大口の荷物は、佐川急便の「飛脚引越便」などの引越し専門サービスを利用することも検討しましょう。これなら、最初から新住所への配送を前提に手配できます。

対策4: 新旧住所の近隣営業所を確認しておく

万が一の事態に備えて、旧住所と新住所、それぞれの最寄りの佐川急便営業所の連絡先を控えておくと安心です。何か問題があった際に、迅速に連絡を取ることができます。

まとめ

佐川急便の個人向け宅配便サービスでは、郵便局やヤマト運輸のような「転居届による自動転送サービス」はありません。そのため、引っ越しで荷物が旧住所に届いてしまうと、送り主経由で転送を依頼し、別途転送料金（受取人負担）が発生する可能性が高いです。

最も大切なのは、事前に送り主（発送元）に新しい住所を伝えること。そして、発送された荷物はこまめに追跡サービスで確認し、万が一の際には速やかに佐川急便の担当営業所へ連絡することが、スムーズな荷物受け取りの鍵となります。

引っ越しは何かと大変ですが、この記事が少しでも皆さんの不安を解消し、安心して新生活をスタートさせる手助けになれば幸いです！

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